世界史のオンライン塾の選び方|見るべきは5つだけ

世界史のオンライン塾の選び方|見るべきは5つだけ
日本世界史塾編集部世界史専門オンライン個別指導担任制マンツーマン/全国・海外対応

オンライン塾は数が多く、比較すると迷います。しかし世界史に限れば、見るべき点は5つです——担当が固定か/論述を添削するか/質問がいつでも通るか/進度を管理するか/授業外の学習が設計されるか料金や知名度より、この5つ。判断の基準を具体的に示します。

なぜ世界史はオンラインと相性がよいのか

一言でいうと世界史のオンライン指導は、地図・年表・板書を画面で共有でき、答案を画像で送って添削を受けられるため、対面と比べて失われるものが少ない科目である。
  1. 世界史は実技も実験もなく、必要なのは板書と資料の共有である。
  2. 地図・年表・図解は、むしろ画面の方が大きく鮮明に見える
  3. 板書は画像で保存して後から見返せる
  4. 論述答案は写真を送れば添削できる。対面である必要がない。
  5. 質問もチャットで文章と画像を送れるため、その場にいなくてよい。
  6. つまり世界史はオンライン化による損失が最も小さい科目のひとつである。
  7. むしろ通塾時間がゼロになるぶん、学習時間が増える。
地方在住なら効果が大きい世界史を専門的に教えられる講師は、地域によって偏りがあります。オンラインなら住んでいる場所と指導の質が切り離される——これが最大の利点です。日本世界史塾は全国および海外から受講いただいています。
オンラインだから安いとは限らない「オンライン=安い」ではありません。個別指導であれば、講師の時間を1人が占有するため、対面と大きくは変わりません。価格ではなく、次の5点で判断してください。

見るべき5つの点

確認する点 なぜ重要か 確認のしかた
①担当が固定か 弱点の把握には継続が要る 「担任制か」「講師は毎回同じか」
②論述を添削するか 独学では絶対に伸びない部分 「毎回添削されるか」「返却はいつか」
③質問がいつでも通るか 疑問は授業外に生まれる 「授業時間外の質問は可能か」「回答までの時間は」
④進度を管理するか 通史が終わらないと演習に入れない 「学習計画を一緒に作るか」「進度の確認はあるか」
⑤授業外の学習が設計されるか 週2時間の授業だけでは足りない 「課題は出るか」「何をやるか指示されるか」
  1. ①担当が固定か——世界史は前回の理解を前提に積み上げる科目である。毎回講師が変わると、どこでつまずいたかが引き継がれない。
  2. ②論述を添削するか——論述は自分では「書けている」と思っても伝わっていないことが多い。第三者の目が不可欠である。
  3. ③質問がいつでも通るか——世界史は授業外に細かい疑問が次々生まれる。溜めると学習が止まる。
  4. ④進度を管理するか——通史を終える時期から逆算した計画がなければ、間に合わない。
  5. ⑤授業外の学習が設計されるか——週1〜2回の授業だけでは範囲を終えられない。何をやるかの指示が要る。
体験授業で確認すべきこと体験授業では「教え方がうまいか」だけを見がちですが、上の5点を質問してください。とくに②の添削と④の進度管理は、続けたときの差が最も大きく出る部分です。
映像授業と個別指導の違い映像授業は「通史を効率よく一周する」のに向き、個別指導は「弱点を特定して埋める・論述を添削する」のに向きます。役割が違うので、どちらが良いかではなく、いま必要なのはどちらかで選んでください。
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形態ごとの向き不向き

形態 向いている人 注意点
映像授業 通史を一周したい人・自分で進められる人 止まっても誰も気づかない
集団オンライン ペースメーカーが欲しい人 個別の弱点には対応しにくい
個別(担任制) 弱点が特定できていない人・論述が必要な人 費用は高くなる
質問対応のみ 自分で進められる人 計画は自分で立てる必要がある
  1. 通史がまったく進んでいないなら、まず映像授業か個別で一周する設計が要る。
  2. 通史は終えたが点が伸びないなら、原因の特定が必要なので個別が向く。
  3. 論述がある大学を志望するなら、添削の体制が最優先である。
  4. 共通テストのみなら、演習と解き方の指導が中心になる。
  5. 自分で進められる人は、質問対応と添削だけを外部に頼む形もある。
  6. つまり「いまの状態」と「志望校の出題形式」で選ぶ形態が変わる
組み合わせるという選択映像授業で通史を一周しながら、個別で弱点と論述を見てもらう——という組み合わせも有効です。数強塾グループでは、代々木ゼミナールの世界史講師である伊藤敏先生が映像授業を担当しており、通史の理解と個別の演習を両輪にできます。
「合格実績」の読み方実績の数字は、母数と集計範囲によって見え方が変わります。「何名中何名か」「グループ全体か教室単位か」を確認してください。数字そのものより、自分と近い状況の生徒がどうなったかを聞く方が参考になります。

問い合わせのときに聞くこと

  • 講師は毎回同じ人か(担任制かどうか)
  • 論述の添削は毎回あるか、返却までどれくらいか
  • 授業時間外の質問は可能か、回答までどれくらいか
  • 通史をいつまでに終える計画を立ててくれるか
  • 授業以外に何をやるか、具体的な指示があるか
  • 使用する教材は決めてくれるか
  • 月額は総額でいくらか(授業料以外の費用を含めて)
  • 途中で形態や回数を変更できるか
体験授業の使い方体験授業は「教わる場」であると同時に「診断してもらう場」です。いまの答案や模試の結果を持参し、何が足りないかを具体的に指摘してもらってください。指摘が具体的でなければ、継続しても同じです。
勧誘の姿勢も判断材料体験のあとに強い勧誘をする塾は、続けたときの関係も同じになりがちです。日本世界史塾では、体験授業は3,300円(税込)で、入塾を前提としたしつこい勧誘は行っていません。

入試で狙われるポイント総覧

  • 世界史はオンライン化による損失が小さい科目(板書・地図・答案がすべて共有できる)
  • 見るべきは①担当が固定か ②論述を添削するか ③質問がいつでも通るか ④進度を管理するか ⑤授業外の学習が設計されるか
  • 映像授業は通史の一周個別は弱点の特定と論述に向く
  • いまの状態と志望校の出題形式で選ぶ形態が変わる
  • 月額は総額で確認する(授業料以外の費用を含めて)
  • 体験授業は診断の場として使い、具体的な指摘を求める
  • 合格実績は母数と集計範囲を確認する
  • 組み合わせる選択肢もある(映像で通史、個別で論述)
選ぶときの優先順位志望校に論述があるなら②が最優先、通史が終わっていないなら④が最優先です。すべてを満たす必要はなく、いまの自分に効く順に確認してください。
この記事の一問一答(確認テスト)
Q1. 世界史がオンライン指導と相性がよい理由を答えよ。
A. 板書・地図・年表を画面で共有でき、答案も画像で添削できるため、対面と比べて失われるものが少ないから
Q2. オンライン塾を選ぶときに見るべき5つの点を答えよ。
A. 担当が固定か、論述を添削するか、質問がいつでも通るか、進度を管理するか、授業外の学習が設計されるか
Q3. 担当が固定であることが重要な理由を答えよ。
A. 世界史は前回の理解を前提に積み上げる科目で、つまずきの引き継ぎが必要なため
Q4. 映像授業と個別指導の役割の違いを答えよ。
A. 映像授業は通史を一周するのに向き、個別指導は弱点の特定と論述の添削に向く
Q5. 料金を確認するときの注意点を答えよ。
A. 授業料以外の費用を含めた月額の総額で確認すること
Q6. 体験授業をどのような場として使うべきか。
A. 教わる場であると同時に、何が足りないかを診断してもらう場

よくある質問

オンラインでも世界史は身につきますか?
身につきます。世界史は板書・地図・年表の共有と、答案の添削ができれば成立する科目で、オンライン化による損失が最も小さい科目のひとつです。通塾時間がゼロになる分、学習時間が増えます。
オンライン塾は何で選べばよいですか?
担当が固定か、論述を添削するか、質問がいつでも通るか、進度を管理するか、授業外の学習が設計されるか——この5点です。料金や知名度より、この5つが継続したときの差になります。
映像授業と個別指導はどちらがよいですか?
役割が違います。映像授業は通史を効率よく一周するのに向き、個別指導は弱点の特定と論述の添削に向きます。両方を組み合わせる選択もあります。
地方に住んでいますが不利ではありませんか?
むしろオンラインの利点が大きく出ます。世界史を専門的に教えられる講師は地域によって偏りがありますが、オンラインなら住んでいる場所と指導の質が切り離されます。
この記事について

世界史専門オンライン塾「日本世界史塾」の編集部が、入試での問われ方を基準に作成しています。当塾では次の講師が指導にあたっています。

藤原 進之介日本世界史塾 代表/株式会社数強塾 代表数強塾グループ創業者。東進最年少講師、代々木ゼミナールの日本初となる情報Ⅰ講師を務め、著書は9冊。累計2,500名以上の指導と、40名を超えるプロ講師体制を築いた。
伊藤 敏代々木ゼミナール世界史講師/数強塾グループの映像授業を担当筑波大学・同大学院修士課程修了。ダイヤモンド・オンラインで「カリスマ世界史講師が教える誰も知らない本当の世界史」を連載。「キャラクターがいて、ストーリーがある。それが歴史」を掲げ、通説を多様な視点から捉え直す授業を行う。

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